六次の隔たり

自分の知り合い6人辿っていくと、誰とでも知り合えるって聞いたことがある。六次の隔たりって言うんだとか。

例えば私が新垣結衣と知り合いたい!…となって実際会ってもらえるかは別問題で、実際に6人辿って本当に繋がれるかも別問題だけど、どこかで繋がっているんだろうなとは思う。

 

最近、お昼を買いにスーパーに行ったら、駐車場で車がバッテリー上がり?で困っているおばあちゃんがいた。

で、たまたまそばに居た私に助けを求めてきた。

とは言っても道具もないし、何かをしてあげられる状態ではなく、話を聞いて予想される症状や状況を説明してあげるくらいしか出来なかった。

バッテリー上がりかもという状況説明と、レッカー呼ぶならいつも車検出してる整備工場に連絡して対応してもらってとか。

ほんとそれくらい。時間にしたら15分くらいかな。

おばあちゃんも整備工場と連絡がついたようで、私も仕事があった為、その場を離れることに。

 

数時間後、私が営業先に訪問したらそこの社長からいきなりお礼を言われて。

話を聞いたら、おばあちゃんが連絡していた整備工場はもろに私が担当しているお客さん。

私の営業車の社名を見ておばあちゃんが話した様子。

いや、私は結果何もしていないし出来ていないのだが。笑

まぁお礼を言って頂けたってことは少なくても悪い印象ではなかったのであろう。

ただこれが面倒くさがって横柄な対応してたらと思うと結構ゾッとする。

実際午後からの予定が詰まっていて少し急いでいたのもあるし、一瞬面倒だなという気持ちが芽生えたのも事実。

一見関係ないと思える人ともどこかで繋がっている。ほんとにそれを実感した出来事だった。

なので横柄な対応をしないでよかったと思う。

そして今回のちょっとした出来事でもあっという間に知り合いに繋がるのだから、誰かの悪口なんて言った日には本人にすぐに伝わるだろう。笑

 

六次の隔たりは誰とでも繋がれるという意味はもちろん、それだけ簡単に繋がれるのだから対人関係は大切にしなさいという教訓でもあると思う。

 

私の趣味はバンドだが、仕事の知り合いと繋がったこともしょっちゅうだし、昔楽器屋で働いていた頃に楽器を買ってもらったお客さんが今の仕事の取引先の社長ということもあった。笑

もう悪いことできないよね。世間は狭い!

 

いいことをしていればいい流れが自分に流れ込んでくるのでは?と思う。

ギブを与えるから返してもらえる。もちろん必ず返ってくるとは限らない。

でもギブを与えないとギブはしてもらえないだろう。

ギブをした相手からではなく、思わぬところから返ってくることもある。

こういう目に見えない力っていうのは絶対あると思う。不思議な魔法みたいな力でなく、人の繋がりがもたらす空気の流れみたいな。

この空気の流れがいい方向に作用されると皆幸せな気分になれるし、人のために何かやろう!とも思える。

悪い方向に働くこともあるから難しいけどね。

 

六次の隔たり。誰とでも知り合える可能性もあって、どこからでも繋がれてしまう。

だからこそ、既に繋がっている人や、今は知り合いでない人にギブできれば、繋がっている人たちが新たな出会いを繋いでくれたり、知り合いでない人と深い関係になれたりするのだと思う。

横柄な対応をしたせいで、知り合えたはずの繋がりも、知らないうちに断ってしまっているかもしれない。

そうならないように人との繋がりは大切にしていこうと思う。

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